ここで詩を書け【馴れ合い】 コテ辞典掲示板 文化部 【上等】
1 名前:名乗るほどの者ではない [2004/05/26(水) 02:39]
・詩板が開けない
・こっそり書きたい
・317タン、、、

などの理由でドゾー

2 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/05/26(水) 02:44]
「祈り」

天地がくっついたまま
私は光明を待つ
開かれればかならずそれがさしこむと信じて
膠(にかわ)を丁寧にはがしながら
いたい、いたい、と泣く子をあやしながら

3 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/05/26(水) 08:44]
避難所すか、、
というか、ここにもとうとう詩スレが、、
まぁ、一番上にあるとアレでしょうし、sageていきましょうかの。

4 名前:名乗るほどの者ではない [2004/05/27(木) 22:49]
ちからつよくふきこんだしゃぼん玉を
乳の河にながしましょう
君にとどくかしら
かむぱねるら

今年もとまとがまっかにうれています

ぼくはすっかりはいからな洗濯屋になりました
さくさくしゃぼんの泡をうたい
一日シャツを洗っています


かむぱねるら、ぼくのともだちのほし
教えてください
あしたの星はいくつひかりますか
あきにはどれほどみのりますか

あとどれほどで君にあえますか

5 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/05/28(金) 20:39]
ここでの批評者、募集中です。

6 名前:名乗るほどの者ではない [2004/05/28(金) 22:55]
>>2
地平線の先で
天地はくっついていて
空の高さはわからなくて
地面スレスレまでが空なら
くっついているともいえる。

だから常に閉塞している世界の中で
静かに姿勢をただして光明を待つ姿は
だいぶ救世主に近い。

>>4
いーはとーぶ

そういった毎日と
そういった空想と
そういったトマト。

7 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/05/29(土) 04:09]
>>6
(快∀楽) サンクス

救世主か、、、ふふふ

8 名前:4 [2004/05/29(土) 10:44]
>>6
詩以前のものにまで
コメントをありがとう

9 名前:6 [2004/05/30(日) 05:20]
>>8
エヘへ〜☆
詩以前なんてとんでもない!

>さくさくしゃぼんの泡をうたい
ここんとこなんか
薄荷みたいに頭の中がすーっとしました♪

10 名前:名乗るほどの者ではない [2004/05/31(月) 10:37]
夏の虫 蛍光灯に 激しいキス
私はミュールになれなくて アスファルトに 激しいキス

11 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/01(火) 13:48]
>>10
接触
接吻
みずみずしい触れ合い

至福の一瞬
そのあとは苦痛?
儚いイメージの内包に吸引力がある

12 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/06/04(金) 20:18]
ある病気の少女がいた
18になって間もない頃
高校を卒業して間もない頃
その病気は彼女の中に居座った

小さい頃から
体が丈夫なのだけが取り柄だったのに、と
酷い風邪をひいても食欲だけは落ちない元気な子だったのに、と
体育会系で運動が大好きな子だったのに、と
少女の母親は涙を流し途方に暮れる

中肉中背で健康的な肢体であったその少女は
無理なダイエットでもしたんじゃないか、と思うほど痩せていた

その病気は一度発症すると一生抱えていかなくてはならない
定期的に病院に通う日々が一生続き、つらい検査を受けなくてはならない
好きなものを食べたくても何でも好きなように食べる事が出来ない
終わりのない制限ばかりの日々が続く

本人の意識と正しい治療を続けていたならば
普通の人と同じように生活でき、運動ができ、出産も可能だという事で
それだけは救われた、と思っていたのは
本人以外の人達だけだった

長期の入院
見舞いに行くと必要以上に心配そうな顔をしていたであろう俺を睨みつけ
泣き喚きながら手元にあるものを片っ端に俺に投げつけてきた
症状そのものは重篤ではないものの、自殺の惧れがあると医師の判断により
安定剤は服用ではなく点滴によるものに切り替えられ、面会謝絶が数ヶ月続いた

まだ18歳の痩せた少女の肩には、この病はかなり重過ぎた

13 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/06/04(金) 20:20]
その6年後
幸せな結婚をし、その1年後
その病気のリスクのせいで腹に宿した小さな命を失った
出産間近で陣痛誘発剤を使って心臓の止まった胎児を分娩するという苦しみ
死人のような顔になった彼女を前に、俺はこの頃から神を恨むようになった
しかし現在、彼女は小学1年生の元気な男の子の母親をしている
病気、多数の合併症の不安を抱えて、だ

長年禁句であった病気の話も彼女の口から出てくるようになった
 「私は
  病気もなく普通に大人になっていたら、
  我侭なままのどうしようもない子になっていたと思う」
彼女のこの口癖を俺は正面からまだ聞けずにいる

母親になると同時に彼女の中で何かのスイッチが入ったのか
少女の頃のあの天真爛漫な笑顔が戻ってきた
頼りない兄貴を鼻で笑うあの彼女が戻ってきた
母って強い
すっかり置いてかれ、いまだウジウジと足踏みばかりしている俺の
何ともみっともない事よ

14 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/05(土) 21:01]
>>12-13
書き起こしたということ。
何か、区切りがついたんですよね。
317さんの中で
きっと。

人は独りじゃないということ。
一緒に抱えている
いや、重さは違うから
一緒に支えている人の存在。

母は力強い。

当たり前に言われていることが
新しく目の前に現れてきて
また一歩進んでいく僕ら。

あ〜、今夜も月が綺麗だ☆

15 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/05(土) 23:18]
>>12-13
バファリン2錠

16 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/05(土) 23:19]
>>12-13
バファリン2錠

17 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/05(土) 23:19]
(快 Д 楽)、、、ヨンジョウモ アゲチャタ

18 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/05(土) 23:33]
>>15-17

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

19 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/05(土) 23:36]
>>17
(・∀・)ニヤニヤ。
(*--)ヾ( ̄▽ ̄*) ナデナデ
(私は昔、バファリン4錠のお世話になってましたので、無問題、たぶん)

>>18
可愛い!!
お友達になってくだちい。

|_・。)つ

20 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/05(土) 23:39]
>>19

(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?

21 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/05(土) 23:47]
>>20
お友達の握手を要求中w
|_・。)つ

22 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/05(土) 23:57]

|_・。)つ);Д`)ァゥゥ…

23 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/06(日) 00:05]
>>22
……突っついてよろしいんですね?
では、もう、遠慮無く。
|_・。)σ)Д`)プニョプニョ

……ってここ、詩スレでしたわ。皆さん失礼しました。

では2式さま、またいずれどこかで。by雇われ店長。

24 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/06(日) 00:08]
|_・。)σ  Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

そうだたよ、ここは詩スレだた
ということで、これにて
糸冬 了..._〆(゚▽゚*)

25 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/06/06(日) 00:32]
>>15-17
バファリン4錠も飲むと、体温が20度くらいになりそうですね。

>>18-24
何だか楽しそうですね。

26 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/06(日) 01:06]
バハリン1箱飲んでたことある

胃荒れちゃって、ダイエットにはよかったが
2錠じゃ効いてるかわからなくなって4錠8錠…って増えてった
常にボーってして、食事の変わりに水飲んでた

その反動でか、体がでかくなっちゃった(w


明るく楽しく自由気ままに生きてるよ

27 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/06/06(日) 01:21]
一箱飲んでも死なないんですなぁ、、、
何かの間違いで1錠でも多く飲んじゃうと遺書書きたくなる気分になりますが、、、、

あ゛あああああ、、俺はもう死ぬるるるるる

って、、、、、、

28 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [2004/06/06(日) 01:22]
意外とだいじょぶなものなんですね、、、、、、

29 名前:2式 ◆21KKKKKK2k [2004/06/06(日) 01:26]

他人より、ほんの少しだけ耐性があるのかも

大きさで言うと蟻んこくらい
太陽系がカブトムシとしての話だが(w

30 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/06(日) 05:10]
>>29
ごめんなさい、なにかとてつもなく謝りたい衝動に駆られたので自己申告します。
>大きさで言うと蟻んこくらい

>大きさで言うとうんこくらい
て見えて超びびりました、、、、、、、
なんの話題だったのか、一瞬で記憶がぶっとんだ。

31 名前:名乗るほどの者ではない [2004/06/07(月) 04:14]
  横たわる事実  

死にたがっている人を止められるのは
同じように死にたがっている人たちだけで
生きることを望んでいる人たちでは
生きたい人の力にしかなれない

そんな事実に思い当たって
二言目を静かに封じる

眩しい光に眩んで立ちつくしていた筈なのに
いつの間にか私も光の側になっていて
暗闇でもがく人に一片の安らぎも差し出せない

私ではダメだ
その事実と同じだけあなたも
他の光の側を見ている誰であっても
やはりダメなんだと思う

ただ気がかりなのは
暗闇を歩く者同志の相乗効果につけ込まれ
ともに奈落に落ちていくマイナスの影響力

はらはらと 両手を組み合わせ
朝の来ないあの子を救う
ただ一つの可能性がどこかにあればと

そんな思いで過ぎていくこの頃の時間

32 名前:うたた寝死人 ◆utatasFSi. [2004/06/07(月) 23:07]
[クレープハンガー]

時に僕は
自分の無力に安堵する

僕の働きかけの一々が
世界に何等影響を及ぼさない様を見ては救われる

僕の想いは
彼の未来を寸分も違えず
僕の言葉は
彼女の意思を削りも増しもしない

ハロー、ダーリン
君は空よりも自由だ
縛られたいならそれも自由だ
ハロー、ダーリン
好きなようにすれば良い
不道徳も終わりも好きなように

大丈夫傷つくことは無いよ
彼女の嘆きも
僕の忘却も
君の知るところにもたらされはしない

ハロー、ダーリン
月が欠けていくよ
僕らはあと何度見るだろうか
ハロー、ダーリン
好きなようにすれば良い
平凡も惰性も好きなように
遍く君の好きなように


注)クレープハンガー(crepe-hanger)=喪章をつける人、転じて 悲観主義者

33 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/08(火) 01:29]
潔癖なまでに死を憎んだ彼の最期は腹上死だった
彼は恋人と気体になったまま逝った
ルームサービスの小池さんはこのことをなかなか話したがらなかったが
現場は流動物でいっぱいだったらしい

彼はことあるごとに自分の頭を打ちつけ その反動で生きていた
夜に目をさまし 朝に凍死していた
ひねくれもそこまでくると愛に変わるようで
彼の側から恋人が切れることはなかった

34 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/08(火) 01:34]
新しい恋人を僕に見せるたびに、最愛のふりをして
彼は僕が鏡であるかのようにさまざまにふるまった
恋人たちはどれも同じような質感を持っていて
僕にはまるで風呂場の遊び道具にしかみえなかった

最後に彼と交わした言葉は「さよなら」だったように思うが
「好き」だったかもしれない
彼はホテルの27階で流れるように死んだ
彼の軽蔑していた死にあっけなく抱かれたのだ

35 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/08(火) 01:41]
僕と彼が24時間なにかに夢中になっているかのように見えたのは
そのことについて話していたからだろう
彼は僕にメモ帳程度の関心しかみせておらず
客観とはあてにならないものだと知った

死について語る時 彼は意識してなかったろうが
はっきりと死についてはなしていたのだ
嫌悪するものを対象にはなすとき
それにくるまれているとも気づかずに
それは熱心に語っていた

それは熱心に

36 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/08(火) 01:53]
殺してほしかった
かれをころしてほしかった
大都会でも太陽でもいいから
かれを粉々にしてほしかった

もしくは大学の講義のように僕を集中させない何かが
彼に向かい一言でも添い寝することのできなかった僕に
たった少しだけの勇気を与えてほしかった

すばらしい死に顔を僕に見せた彼は もうそれを受け入れていて
欲求のままくちづけをしても
手の届かない表情を ずっとずっと
みせつけていた

37 名前:人形使い [2004/06/08(火) 02:29]
勝手になんだかここのコメント職人化してきた。。。
そろそろ身をあかすへし☆
>>31
私は一緒に闇を覗き込まず
尻を叩きあう関係が健全だと思うのだけれど
それは置いておいて、と。

私は
死にたがる人をとどめることは
生きることを望む人でも可能だと信じる。
この詩を書いたあなたであるならばなおのこと。
卑怯にも思えようが
深く関わってしまえばいいのだ。
相手に届くまで思う気持ちを伝え続けるのだ。
そのこころに偽りが無いのなら
自分を大切にできない人は
あなたを大切に思い
死を思いとどまると私は予想する。
ただそののちしばらくの命二つ分の重みを耐える責任を引き換えにして
あなたは真摯に呼びかければいいのだ。
「大切な人を呼び止める」
そういうときのために
言葉を駆使できるように
私は詩人でありたい。

38 名前:人形使い [2004/06/08(火) 02:53]
>>32
例えば私は
自分の遺伝子はひとかけらも残したくない。
例えば私は
墓も葬式も要らない。灰は土に巻けばよい。
そんな思いにとらわれる私たち。

でもそれを
言語という伝達用の道具をもって残してしまったとき
何やらそこには大きな自己矛盾が横たわっていて
私たちは底知れない自由の中
案外誰よりも上手くやっているんじゃないかとも思う。

悲観を踏み越えて
飄々としてみれば
多分私たちは何者よりもしなやかで
何者よりも強い。
クレープハンガーからのみ許された賢者へのクラスチェンジ?
(妄想の可能性すらも楽しんでみる)

霞を食べてみたい。

39 名前:人形使い [2004/06/08(火) 03:14]
>>33-36
流れている論理の軸が
地軸のようにやや傾いでいて
文学の薫り漂う世界。

私はどちらかといえば
他人に対するスタンスは
腹上死の男に近い薄情さを自覚しているから
(他人に期待することを知らないから)
主人公の執着について
傍らから語ることはできそうもない。

逆にその屍にくちづける執着は
相手の意志を解さない欲求に近いように思われて
ただ死によって腐ってゆく肉体に嫌悪を抱いた程度の
よっぽど人形に対するような好奇心だったのではと感じてしまう。
執着もまた薄情なのではないだろうか、と。

結局薄情なのはお互い様だったのでは
そう思う私の方こそ薄情なのだろうか?
(そんな風に思われたらさすがに少し悲しいかな。)

40 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [2004/06/09(水) 02:40]
>>39
(快∀楽) ブンガクノカホリ、、、

屍に対してようやく欲求を果たせる「僕」は
ひょっとしたら屍としかコミュニケーションとれないのかもしれない。
いってみればずっと屍と対峙してたようなもんで
「彼」が「真の屍」になった時
>手の届かない表情を ずっとずっと
>みせつけていた
という究極の意思の疎通がはかれたのかな。逆説っぽいけど。

つまり
>結局薄情なのはお互い様だったのでは
と感じるように「彼」も「僕」も屍を求めていたのかもしれない。



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