リーフレイン

コテハン名 リーフレイン (トリップ:◆LeafL/oiO.) 葉土◆Rain/1Ex.w

コテ名 諸刃のパンクねーちゃん1号
お屋敷に住む少女だが、屋敷が広すぎるので
なかなか少女を探せないでいる。
時々少女の姿を思い出すと非常に深い海になる。(一日一回)
しかし自力で少女を探し出すのは今のところ不可能。
5重のショーウィンドウに飾られていたが、最近は内側から
自分でそのガラスを割っている。基本的に淋しがりやであり、
今のところ籠の鳥。鳴き声は良し。この鳥はウンコと鳴いても臭くなくなった。

スレッド名【2004年度】詩板年間傑作選を選ぼう
で、詩板投稿作品集「2ch poem board Anthology」責任編集

コテ名の由来 葉と雨、LEAF.RAIN
そしてその繰り返し(リフレイン)からきている。

詩・評価レベル 虞姫 後のひなげし

騙り あり

厨房レベル 羽毛

人気 微妙(?)
ごく一部からは高評価。

出現スレ 詩板本 2冊目
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1149018617/

sample
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1077811086/ (dat落ち)

代表作品 梁山泊第七十六回準チャンプ作品

『子守唄』

家の東側の少し高台になったところに、昔ながらの井戸がある。
もう、どこでも見なくなったような、釣るべ式の木桶の井戸で、
普段は、重い蓋がのっているけれど、今でも冷たい水が汲める。
最初の2,3杯は、表面を掬うように上澄みをすくい捨て、
ようやく使う水を汲むのだけれども、
身を乗り出した拍子に、誤って声を落としてしまった。
あっと思うまもなく、白い小石のような声が黒い井戸へ消えていき、
”あっ”という声をたてて、水に沈んでいってしまった。
急いで桶で、すくってみたが、沈んでしまった声を拾う術もなく、
諦めて家へ戻った。

失くしてみれば、案外と良いことも多くて、
嘘や、失言、言い訳、ひがみ、陰口、皮肉一切合切
つい口をつく嫌な言葉を言わなくてすむ。
中々調子がいいなと思うのだ。
もちろん、励ましや愛情、慰め、誉め言葉も失くしたのだけれども、
よくしたもので、手を握り、肩を抱きしめ、頬を摺り寄せるほうが
余程気持ちがよく伝わる。

ただ一つだけ残念なのは、歌を失くしたことで、
これだけは、ときおり、とてもとても哀しく思う。

そんな夜には、あの白い小石が
井戸の底で
子守唄を歌っているような気がしてならない。




「辛いんだと口に出して言えない男は 愛しているとも言えないのだろう」


  ”窓の外には赤い色をした海が広がって
   原初の営みそのままに古代の風が吹き荒れて
   見たこともない、荒々しい鳥が
   見たこともない大きな魚に食べられている”


そんな窓のある部屋の真ん中に
ブロンズの女の裸体をはべらせ
思うさまに精液をぶっ掛けて高笑いをし、
次の日に洗い流して、涙を流し、
金槌で打ち壊す夢を見て眠る男の夢を
乾いた目のまま見つめ続ける
男の夢の中には、女が入ることはできないのだから
枯れた草がさらさらと降る草原で
ブロンズの角に刺し貫かれて死んでいくフェレットになりたい