快楽童子

コテハン名 快楽童子(かいらくどうじ) (トリップ:◆plhXCa4.HY)

説明 よくアイデアを出す。たぶんヒマなんだろう
時々スレの進行役なんかしている。きっとヒマなんだろう
いろんなスレに出没。おそらくヒマなんだろう
この↓変な顔文字がトレードマーク。
 (快∀楽)

コテの由来 「オナニーを詠む」に投稿する時なんか名前欲しいなぁと思って
エロそうな名前にしたかったから。(本人談)

詩、評価レベル 読みやすい詩を書く
笑いを誘う作品も多々
感性がいいのだろうか?
…品性は……(ry

騙り 多分いない

厨房レベル 時々一人で突っ走るので注意されたし

人気
出現スレ          お堂々         
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1113566840/ (dat落ち)
html化されるまでこちらにて補完

         お堂         
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1061131587/ (dat落ち)
html化されるまでこちらにて補完

    
続きは当サイト内掲示板にて続行している模様である。

         お堂さん         
http://umaa.s19.xrea.com/cgi-bin/bbs/test/read.cgi/kotebbs/1176009882/

後は説明通りいろんなスレに出現
ただしヒマではない(本人談)

代表作品 お堂スレ731より

「ハッピー」

純潔した 国境線で 彼は向こうへ
列車の音 コートの音 押し黙る彼
私の国境はこちら側
鉄の結び目で額を切った

演奏家はこのねじれをダシに使い
観客の涙をさそう
私は純潔の国境線でふみとどまりました!
そう訴えて日銭を稼ぐ

二つの線を残していった彼の後日談は、ない
私が演奏家でそれをダシに使っているからだ

窓に向かって小さくハッピーとつぶやいたら
とめどなく涙がこぼれてきて
指で書いたその文字の向こうに
彼がいたのに気づかなかった

彼はハッピーのむこう側にいる 私はハッピーのこちら側にいる
私の手は節くれだっているのに
彼は若々しいままだ

彼はハッピーのむこう側にいる
私はハッピーのこちら側にいる




【選者指定コンペ】よろしく願いしまふm○m 153より(当該スレはdat落ち) 氏の作品集から参照できます。

「馬頭観音」

ユウジ君は馬になった
競走馬として育てられ艶やかな肌となめらかな走りで人気者だった。
ある日ゲートが開きいつものように滑り出そうとすると、その足が出なかった。
そういったことが2度3度続いた。
彼はもう競走馬として生きていけなくなった。
細すぎる足と神経質な性格が災いして雪の中も泥の中も熱の中も歩けなかった。
彼は過去の栄光とこれからの生き方を考慮され、ひっそりと殺された。
そしてその体は解体され「名馬の肉を」と血の匂いのまま業者に持ち帰られた。

最高値で落札したのはユウジ君の両親だった。
彼らの息子は勇という字を象徴するほど活発な男の子で小学校でも人気者だった。
ある日両親の前で部屋の隅をよく見るようになって、なにごともしゃべらなくなった。
そういったことがずっと続いた。
彼はもう保護者なしでは生きていけなくなった。
細すぎる首と過敏な性格が災いして病院でも空き地でも家の中でも暮らせなかった。
彼は過去の思い出とこれからの人生を考慮して、ひっそりと殺された。
そしてその体は解体され「ぜひうちの研究所に」と血の匂いのまま所員に持ち帰られた。

ユウジ君の両親は落札した元息子の肉片を角度をなくすほど舐めあげた。
何度も何度も我が息子の名前を呼び上げお互いの舌の奥まですくいとった。
歯の隙間から血の匂いが漏れ畳から粘液の匂いが沸きその腐臭に歓喜した。
血まみれで男女は交い、男は初任給を叫び女は子宮を叫んだ。
タテガミの生えた細い背中はつっぷして、その後ろから馬頭の男が諸手を上げていた。
ああ息子よ息子、息子よ息子よ、ああ、ああああああああ




【スレタイ】 ★★天下一詩闘大会★★ 466-469より(当該スレはdat落ち) 氏の作品集から参照できます。

「ふきょうわおん」

彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中

彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中

彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中

彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中




彼らは誓いあった彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中
彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中
彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中
誓いあった雨の中
彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中彼らは誓いあった
裂けそして祝福を受け
緑の芽大きくなって笑い声消えた
誓いあった雨の中




きみの耳はつうじないみの鼻はきかないの口はきけない目はみえない君のくりかえす
雨の中、白い花、白い花、白い花、白い花、関西風の白い花、白い花、白い花、
この大きく巨大で膨大なとりとめのないとりとめない記憶の中
きみの耳はつうじないみの鼻はきかないの口はきけない目はみえない君のくりかえす





そこまでいけた
そこまでいけた
おおきなはくしゅ
おおきなはくしゅ
みみをすまして
みみをすまして
からすがきたよ
やぎがきた