コテハン大辞典を作ろう@詩・ポエム板 part3 【馴れ合い】 コテ辞典掲示板 文化部 【上等】
■ レス数が 1000 を超えています。残念ながらこれ以上は書き込めません。 ■
1 名前:名前はいらない [03/06/17 19:41 ID:3DvBfLsK]
詩・ポエム板におけるコテハン大辞典を作ってみよう。

[過去スレ]
コテハン大辞典を作ろう@詩・ポエム板
http://book.2ch.net/poem/kako/1019/10193/1019307438.html

コテハン大辞典を作ろう@詩・ポエム板 part2
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1023101310/

[関連サイト]
詩板コテハン大辞典
http://mona.2ch.net/458/poem2ch.html

詳細は多分>>3-6辺り

885 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [2005/02/11(金) 08:13]
すいません、コテハンにトリップ変えたんで、プロフを大幅に変更していいですか?

変更内容
※<コテハン名>新月てるあき(にいづきてるあき) aglqL.ViKQ
※<説明> 1990年1月15日生まれの山羊座のAがた
理系の高校に合格が決まった2月にてるあきから改名
2chにはじめて訪れたのが2003年夏のお笑い小噺板
その後鑑定スレなどを点々とする(当時のハンドルは16番 これはサッカー部の背番号から)
そしててるあきにハンドルを変えると創作文芸板でリーディングステーションというサイトを知る
そこで2004年2月に始めて詩を書く
6月にはじめて詩板に書き込む
基本的に出没する時間は平日は朝6時と3時から10時
休日は日中に出没することも多い
作風は恋愛から鉄道までいろいろ書き
程よい青草さとも言われる
比較的真面目な作品や冬、鉄道を題材にした詩が多い
駄洒落が好きで、ボソッと雑談スレあたりに書き込むことも
詩板以外にもラウンジのシムシティごっこをしようスレ
モナー板の1000まで数取団スレ
鉄道関係の板の野田線スレなどに出没

886 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [2005/02/11(金) 08:13]
  <詩・評価レベル> 梁山泊では低いが、セン5スレではB評価をもらったことがある
  <コテ名の由来> 新月は1月生まれなので新年最初の月の略から
ちなみにてるあきは本名をひらがなにしただけ
  <騙り> いない、むしろ見たことがない
  <厨房レベル> ご判断にお任せします
  <人気> ここはそのままでかまいません
※<出現スレ> セン5スレ 梁山泊関連スレ
書いた詩・・評価してあげるよ?Part23
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1106969192/l50
▼△▼△ 休憩雑談 36 △▼△▼
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1107254912/l50

ポエム大会3
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1093529134/l50

887 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [2005/02/11(金) 08:20]
<代表作品> 
ほとんどのスレがダット落ちしたので直接張ります

「冬の直線」(セン5スレより B評価)
雪が積もった
川に沿った堤防は
ミルクアイスバーを
横に寝かしたしたかのように
近所の丘から見えていた

その堤防の上に僕は登った
白い雪原の中に
まっすぐに続く黒い直線

誰かが白い画用紙に
定規を置いて
2Bの鉛筆で
長く続く直線を引いたのだ

この線を最初に引いたのは大人だ
でも雪の中にあると
まるで子どもの数学のノートの直線だ

このまっすぐに伸びる線がどこまで引かれているかも
この川がどこまで流れているかも
この雪の下の堤防がどこまで続くかも
僕は知っている

だれも川( とき ) の流れは止められない
僕は下流に向かって
雪を蹴りながら自転車で
雪原の中の直線を突き進んだ

888 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [2005/02/11(金) 08:22]
「Icarus」
僕は今堕ちる
この水平線しか見えないとこで
僕は今叫ぶ
争いに幸せはないと

僕は空を飛ぶ船に
鉛たくさん詰めて飛び立った
力では幸せなど作ることなど
無理なことを僕は知った

僕の翼を弾がつらぬいて
この翼が燃えて取れてゆく
赤く燃えて輝いて
光に希望などなかった

僕は今堕ちる
この絶望などしか見えない中で
海が燃えている
血に染まる海原は赤い

僕は空を飛ぶIcarus
空の頂点めざし飛び立った
争いは悲しみを作るだけだと
撃たれたとき僕は知った

僕の翼を弾がつらぬいて
この翼が燃えて取れてゆく
赤く燃えて輝いて
僕には希望などなかった

僕は今堕ちる
この水平線しか見えないとこで
僕は今叫ぶ
過ちはもう止めて

Ah−上の言うがままに
Ahー嘘を信じ僕は
Ah−争いに巻き込まれた
Ah-そして真実を知った

僕は今堕ちる
この水平線しか見えないとこで
僕は今叫ぶ
争いに幸せはないと

僕は今堕ちる・・・・・・

889 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [2005/02/11(金) 08:26]
「ツリカケ死ス」(投稿梁山泊 第79回 お題なしより)

今老兵は
うめきをあげ
死への階段を昇ろうとしている
雨にも負けずに
叫びながら
駆け抜けた老兵は
消えようとしていた

台風の風の中も
雪の降る夜の中も
孤独に単線の線路を駆け抜け
負けずに叫びながら走りぬいた
あの勇姿はもう面影もなく

涙を流していた乗客
希望を抱いた青年
感情の雨で錆ができた
でも文句を言わずに
「プーン」と独り叫び走った

雨にも
風にも
針のように突き刺す寒さにも
燃え出しそうな暑さにも
負けやしなかった老兵も
時代の渦に勝つことはできなかった

駅のホームに
ひっそりとたたずみ
最後の時を迎えようとしていた
老兵は
カメラのフラッシュに見送られ
別れの雄叫びを上げて
最後の旅へと走り始めた

老兵は今
音も立てずに
静かに息を引きとろうとしていた
最期の時は目の前に
あの叫び声は
消え去ろうとしていた

(参考)
この詩に出てくるツリカケ列車とは
東武5070系のこと



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